1.迷惑メールフィルタを学習させ防止する

迷惑メールにマークをつけることによって、そのメールの特徴をつかみ、今後それに似たメールを迷惑メールと判断します。使い込むほど精度が上がります。

1. 受信した迷惑メールを右クリックします。
2. 「マーク」＞「迷惑メールとしてマーク」を選択すれば完了です。

※ マークした迷惑メールを「迷惑メール」フォルダに移動したい場合

1. 適当なメールを右クリックします。
2. 「マーク」＞「迷惑メールフィルタを実行」を選択すれば完了です。

2.送信者、件名、本文中の文字列で迷惑メールと判断し防止する

迷惑メールだと判断できるキーワードが混ざっているメール、人それぞれですが、例えば"出会い""完全無料"などの特定のキーワードが含まれているメールを「迷惑メール」フォルダに自動的に移動するようにすることができます。 ただし知り合いとのメールでのやりとりの中で、そのキーワードがでた場合も「迷惑メール」フォルダに仕分けられてしまいますので、慎重にキーワードを選ぶか、こまめに「迷惑メール」フォルダの中を確認してください。

1. 適当なメールを選択し、Mozilla Thunderbird上部のメニューから、「メッセージ」＞「メッセージからフィルタを作成」をクリックしてください。
2. 「フィルタの設定」画面が表示されたら、「フィルタ名」に内容と関連する名前を任意でつけます。
3. 「差出人」と表示してある部分をクリックし、キーワードを設定したいものを選びます。
4. 「が次と一致する」と表示してある部分をクリックし、「に次を含む」を選択します。
5. 該当するキーワードを入力します。他にもキーワードがある場合は隣の「＋」ボタンをおして、続けて同じように入力します。
6. 「以下の動作を実行する」という項目の部分で、「メッセージを移動する」を選択し、移動先の迷惑メールフォルダも選択し、「OK」を押します。
7. 「メッセージフィルタ」画面が開くので、内容を確認し、「今すぐ実行」ボタンを押せば完了です。

3.英文の迷惑メールを防止する

特に英語のウェブサイトを利用していないのに、英語の迷惑メールが送られてくることもあります。今回は特定の文字を含むメールを排除するのではなく、日本語を含まないすべてのメールを「迷惑メール」フォルダに自動的に移動するようにします。ただし、普段英文のみのメールもする人、件名本文に文章を使わない添付ファイルのみのメールをやりとりする人は、必要なメールも「迷惑メール」フォルダに移動しますので、気をつけてください。

1. 適当なメールを選択し、Mozilla Thunderbird上部のメニューから、「メッセージ」＞「メッセージからフィルタを作成」をクリックしてください。
2. 「フィルタの設定」画面が表示されたら、「フィルタ名」に内容と関連する名前を任意でつけます。
3. 「差出人」と表示してある部分をクリックし、「本文」を選択します。
4. 「が次と一致する」と表示してある部分をクリックし、「に次を含まない」を選択します。
5. 適当なひらがなを１文字入力します（例：を）。隣の「＋」ボタンをおし、他の適当なひらがなを１文字入力する作業を数回繰り返します。
6. 「以下の動作を実行する」という項目の部分で、「メッセージを移動する」を選択し、移動先の迷惑メールフォルダも選択し、「OK」を押します。
7. 「メッセージフィルタ」画面が開くので、内容を確認し、「今すぐ実行」ボタンを押せば完了です。